マイナー種族扱いされたブランカと、それについて考える終夏とオウロ。
 

終夏「そうだったの？」

ブランカ「いやそうだったのと聞かれても…」

オウロ「よくよく考えりゃ兄さんも個性ないもんなぁ」

終夏　「キャラクエでもぱっとしないよね」

ブランカ　「ちょっといきなり何いいだすのこの２人！？
　　　　   　ていうかキャラクエは俺のせいじゃないよ！？
　　　　   　中の人よ！？」

終夏　「 中 の 人 な ど い な い 」

ブランカ　「いやそんな恐い声出されても…」

オウロ　「ほな兄さん、自分の個性言うてみぃ」

ブランカ　「そうだなぁ。自分で言うのもなんだけど、俺、格好いいでしょ？
　　　　　　　で楽器演奏得意、歌も踊りも得意。
　　　　　　　勉強はそこそこだけどー料理も出来る！どーよこのお買い得物件！」

オウロ　「甘いわ。そんなんこの浮遊大陸にはぎょーさんおるわ」

ブランカ　「……」

終夏　「マイナー具合に種族は関係ない、と」

オウロ　「真理やな」

ブランカ　「やめて！そんな話聞きたくないっ！！」